インフルエンザの予防接種の効果は?副作用の心配は?!
2015/10/04
みなさん、こんにちはマッサンです。
みなさんはインフルエンザの予防接種を受けているでしょうか?
乳幼児や高齢者は抵抗力がないため絶対受けるべきと言った意見と、予防接種は抗体を作るためにウイルスを強制的に体に入れることで抵抗力の無い人はかえって危険であると様々な意見があるようです。
本当に迷いますよね。
今回は『インフルエンザ予防接種の効果』について調査してみました。ぜひお役立ていただきたいと思います。
インフルエンザの危険性
インフルエンザウイルスは人から人への感染が基本で、感染者のくしゃみや咳によるウイルスしぶきの飛沫感染とウイルスが空気中を漂い感染する空気感染、ウイルスが主に人の手を介して体内に侵入する接触感染があります。特に集団生活をしている人の集まる場所の環境内に滞在すると多数の方に爆発的に感染する恐ろしさがあります。
症状は発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、全身倦怠などで、それ以降に鼻水咽頭痛、咳などの症状を伴います。
気をつけたいのは発熱で、感染後2日程度で38~39℃の高熱が出る場合があり、熱に伴う合併症には気をつけなければなりません。
気管支炎からひどい場合は肺炎を起こすこともあります。また、脳症やライ症候群、中耳炎などの合併症をひきおこすばあいがあり厄介な病気です。軽く見ていると思わず生命の危険におびやかされる場合もあり決して軽く見てはなりません。
特に乳幼児や高齢者、呼吸器や心臓などに疾患を持つ人は、重症化することが多いので十分注意する必要があります。
ワクチンは重症化を予防する効果を期待
インフルエンザの発症の経緯ですが、ウイルスが口や鼻から体の中に侵入しただけではまだ発症にはいたっていません。
体に侵入したウイルスは細胞内で増殖していきます。ここまでくるとインフルエンザに『感染』したこととなります。
しかし、ワクチンはこの感染を抑える効果は持っていません。ここ大事です。
さらにウイルスは増殖しながら2~3日の『潜伏期間』を経て発熱や頭痛、筋肉痛などの症状を起こします。この時点がインフルエンザの『発症』となります。
ワクチンはこの『発症』を抑える効果が一定程度確認されています。
インフルエンザにかかった場合は普通であれば一週間から十日程度で症状は和らぎ治癒していきます。
しかしながら、心臓や呼吸器に疾患を持った方には気管支炎や肺炎、脳症等の重症な合併症を併発する可能性があり、ここがインフルエンザの怖さでもあります。
思い合併症を併発した場合は最悪生命の危機を危ぶむことも考えられます。
ワクチンはこの合併症による重症化を予防する効果に期待されているのです。
ワクチンの副作用にも注意が必要
薬や注射によるワクチンというと大抵の方は副作用を心配します。現在までに確認されている副作用について列挙しておきます。
①ワクチン注射の箇所の副作用
一割程度は現れる可能性があるといわれる症状で接種箇所が、腫れる、熱を持つ、赤くなる、痛みを伴うという症状が出る場合があります。接種時点の体調にもよることから、体の異常を認めないときの接種がよい。
なお、これらの異常は2~3日で回復します。
②体全体に現れる副作用
前記注射の箇所の異常よりも少ない確率で、発熱、悪寒、頭痛、倦怠感などの症状が現れる場合があります。これらの症状も2~3日で回復します。
③重度な副作用
・注射箇所が異常に腫れて熱を持つことがあります。アレルギー反応の可能性があり医師の指示を仰いだほうかいいと思われます。
・アナフィラシキーショックによる血圧低下や呼吸困難を伴う場合があります。この症状もアレルギー反応が原因のようですが、接種後すぐに症状が現れます。これも医師の判断を仰ぐこととなります。
・ギランバレー症候群という聞きなれない名前で、アレルギー疾患が原因で神経の麻痺、特に末梢神経の麻痺が起こる場合があります。比較的に接種後時間を経過して発症する場合があり原因を特定しにくいと言うこともあります。
・喘息の症状を誘発する場合があり、特に喘息もちの方は注意が必要となります。
まとめ
インフルエンザの効果と副作用について述べてまいりました。接種は強制的なものではありません。その時の体の状態や年齢を考慮し決定されるべきものと考えます。
健康な方と体の弱体化した方では考え方も変わってくると思われます。
健康な方でも、発症してから一週間から十日の期間を経て治癒しているようですから健康に自信のない方はワクチンの接種も検討する必要があるのではないかと考えます。
効果や副作用について今一度見直した後、ご自身で判断を下すべきと思います。
最後までお読みいただき有難うございました。
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